歴史調査(地球史 絵でわかる日本列島の誕生)

歴史調査(地球史 絵でわかる日本列島の誕生)
「絵でわかる日本列島の誕生」講談社、堤之恭著、2014年初版という本を借りてきたので整理する。著者は国立科学博物館の研究主幹なので、少しは信用できるかな?

第1章 プレートテクトニクスと付加体の形成
1、1 地球は生きている
地球・・・・岩石質の惑星、半径6400km、内部は地殻、マントル、核に分類される。地殻はりんごの皮程度、
大陸地殻・・・・厚さ30km 花崗岩質(沈み込みの水により融点が下がり花崗岩質マグマが溶融して固まる)
海洋地殻・・・・厚さ5km、玄武岩質(海嶺により圧力が下がりマグマが部分溶融して玄武岩質マグマが固まる)
ホットスポット・・・・局所アセノスフェアー(マグマ)上昇流による場所で、位置はマントル深部で固定されている。これにより火山島(例ハワイ)ができ、プレートの移動により、活動を停止し、新たな火山島をつくり列島となる。(海洋島玄武岩)

1、2 動く大陸・広がる海洋
・大陸漂移説・・・南米・アフリカの大陸の形と化石から1912年ウェーゲナー提唱
・1950年代古磁気の研究から復活
・海洋底拡大説・・・1961年ディーツ、1962年ヘスが提唱

1、3 プレートテクトニクスの誕生
・ウィルソン・・トランスフォーム断層(プレート間のすれ違い境界)、ホットスポット
、プレート等を提唱、その後の三名の学者(略)がプレートテクトニクスの基礎を固めた。
1.4 プレートテクトニクスの中身
・プレートとは・・・地殻+リソスフェアー(上部マントルの最上層)(厚さ約100km)で対流はしていない。
プレートの下はアセノスフェアー(岩流層、上部マントルの中間層で対流している、その下は遷移層、遷移層の下は下部マントル)
・プレートの境界・・・発散境界(中央海嶺)、収束境界、すれ違い境界
収束境界(沈み込み帯)では、山脈ができ衝突帯とも呼ばれる。
・プレートを動かす力・・・「プレートは対流するマントルの上に乗ってベルトコンベアのように移動する」という説明は間違い。
プレートの原動力は「通常95%を占めるスラブ引張力と、約5%を占める海嶺の押し力」で説明できる。(スラブとはプレートの沈み込んだ部分)
海嶺の押し力とは、傾斜の部分の次第に厚くなるプレートの重力で、海嶺で押し力が発生しているわけではない。
マントル曳力(マントル流のプレート運動に及ぼす力)・プレート間摩擦力は小さい。
但し、マントル対流とプレートの運動が関係ないわけではなく、大局的にはこれもマントル対流の一部と考えられる。

火山・地震活動も多くはプレート運動が原因
・火山は沈み込んだ岩石に含んだ水が融点を下げマグマができる。(火山フロント)
・地震=プレートのせめぎ合い(昔、断層は陥没・隆起が原因と思われていた。)

・大陸の離合集散 ・・・ウィルソンサイクル、数億年ごとに超大陸が形成される。
ロディニア~ゴンドワナ~パンゲア

第2章 日本列島をつくる付加体
2.1 付加体とは
・かきとり付加と底付け付加
・付加体は斑レイ岩・玄武岩~放散虫のチャート~石灰岩~泥岩~砂泥互層~砂岩の順に形成される。(海洋プレート層序)
2.2 変成された付加体・・・略

第3章 歴史の目印・年代を測る
3.1 地質年代
・地質年代の境界
の境界は二大大量絶滅(古生代・中生代・新生代)
の境界は、生物種の減少
の境界は、特殊な化石の産出
区切られている
3.2 化石による年代
示準化石は産出数が多く、広範囲で生息し、生存期間が短い事が必要で、恐竜は、産出数が少なく、地層も限られるので、示準化石には向かない。
3.3 微化石年代
有孔虫、石灰藻、放散虫、珪藻、コノドント
3.4 数値年代
絶対年代・・・・数字で表される年代(一億年前)
相対年代・・・・地質時代の年代で表す年代(中生代白亜紀)
放射年代・・・・鉱物結晶が形成された年代
3.5 付加体の年代を測る
変成されていない付加体・・・・微化石でわかる。
変成された付加体・・・・・・・・・ジルコン中の鉛を測ればわかる。
ジルコニウムは鉛を含んでおらず、微量のウラン、トリウムを含んでいるが鉛はこれらが崩壊してできたと考えられ、鉛を測れば年代がわかる。

感想・私見
マントル曳力、摩擦の影響は小さいと書いてある一方、大きな意味でのマントル対流が地表のプレートを動かしているという記述もあり、よく解らない。アセノスフェアー境界が作る滑り台を滑るという記述もあるので、滑り台はマントル対流の結果で、プレートが滑り台上を滑る理由は自重ということかな?海嶺から遠くなる程プレートの厚さが厚くなっているのかな?
修善寺のジオリアの映像では、プレートの移動はマントル対流によって起こるような映像だったので、説明員に、聞いたところ、学説ではそうなっているとのこと

リソスフェアーと下のアセノスフェアーにはっきりした境界があるわけではないから、アセノスフェアーの対流の影響はプレートを曳く力にはならないということかな?

 本日はここまで、日本列島の形成の経緯がこのあと書いてあるが次回                            
                                      以上













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