歴史調査(地球史  石や山はどうしてできたか?その4)

歴史調査(地球史  石や山はどうしてできたか?その4)
「山はどうしてできるのか」講談社、藤岡換太郎著、2012年初版(ブルーバックス)という本を借りてきた。前回までに花崗岩の浮力で山ができるなら、火山でもなく、プレートの移動でもない、第3の理由に分類されると思い、それを確認するために、この本で山のできる理由を整理してみたい。


山はこうしてできる(P115~P188)

1 プレートテクトニクスに関係するもの
①断層運動によるもの・・・東山連峰、六甲山山地、東アフリカの大地溝帯
②付加体によるもの・・・北米カスケード山脈、四国山地、中央アルプス
③大陸の衝突によるもの・・・・ヒマラヤ、丹沢山地、日高山地
東西圧縮も含む?
④その他
・風化や浸食によるもの
・氷河とアイソスタシー(地殻平衡)・・・スカンジナビア半島
・泥火山・・・・パキスタンのマクラン300m

2 火山活動・・・・省略
火山の形、岩石、火山島とホットスポット、島弧と火山フロント等書いてあるが、いずれも既知で省略する。
アンデスが高い訳は、火山とアイソスタシー

3 花崗岩、蛇紋岩、石灰岩の山
花崗岩の上昇によるもの
結晶が大きく、結晶の糊の役目を果たす石基(マトリックス)がないので、風化しやすい。
橄欖岩は3.3g/cc玄武岩マグマは1000℃、110km、3g/ccの地下、花崗岩マグマは、もっと浅くマントル上部600℃、2.7g/ccなので浮力が働く。
浮力だけでなく、ダイアピルがストーピングにより上昇する。
マレーシアのキナバルは4095m、日本の花崗岩の山、槍ヶ岳は3180m。
蛇紋岩の上昇
沈み込み帯の水でマントル上部に蛇紋岩ができ、比重2.8g/ccと軽いので浮力があり、断層等があると地表に出てくる。
蛇紋岩はもろくて崩れやすい。(神居古潭トンネルは難工事、谷川岳、至仏山滑落事故)
ダイヤトリームがその例。
東北の早池峰山の頂上付近、日高山脈南側、白馬。
マリアナ海溝にある高い山列(富士山より高い)は、蛇紋岩の泥火山。
蛇紋岩のタイル(この本には載っていないが参考までに)
画像


・石灰岩の山
サンゴ礁は熱帯亜熱帯の大陸周囲、火山島の周囲にでき、付加される。

感想
大体は納得できる記述ではあるが、1 プレートテクトニクスに関係するものに、風化や氷河が出てきて、3、その他に石灰岩の付加が出てくる。山のできる理由別に分類されていない。石灰岩の山のできる理由を説明したかったら、付加なのだから、1で説明すべき。
題材、個々の内容はよいが、専門家が素人に説明するには、もっとわかりやすく分類して説明してもらいたい。
前回まで山のできる理由に風化、浸食を忘れていたので、山のできる理由の分類は、結局下記4つになると思う。
① プレート移動・・・断層、付加、衝突、圧縮
② 火山
③ 岩石の浮力、アイソスタシー、泥火山
④ 風化、浸食、氷河










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